蔵王火山エリア
火を噴く大地と生きる
ー火山と人々の暮らしー
構想地域西端の活火山・蔵王山は、歴史時代にも多くの活動記録を残しています。火口湖・御釜とその背後の五色岳は最も新しい時期の火山活動によって形成されました。
山頂周辺では、高山植物の群生地や樹氷のもととなるアオモリトドマツ林が見られますが、環境の変化や虫害などの影響を受けており、保全の取り組みが続けられています。
人々にとって蔵王山は信仰の対象でもありました。祈りの形は時代と共に変わりながら現在まで引き継がれており、大地と人々の繋がりを感じられるエリアです。